プリズムタイムス 30号
プリズムタイムス 30号 2010年1月1日
【 録音、ミックスダウン 】
11月の旅の途中に福井県鯖江市の空き店舗で愛知県刈谷市の
ブルースギターリスト出口敬博君と録音を行った。
その模様はCDのジャケットの中にセルフライナーノーツとして書いているが、
ここでは録った音の処理。
いわゆる手直し作業とミキシングについて書こうと思う。
11月下旬に旅から帰り、車に積んでいた録音機材を仕事部屋の
所定の位置に戻す。
アナログ時代の機材と違い重量は軽いのが助かる。
以前のアナログ、16トラックマルチテープレコーダー等は一人での積み降ろしは
可能ではあるが、重たすぎて不安でもあった。
それに比べて今の機材は軽い。現在、福井県の今尾さんから借りて使っている24トラックのデジタルレコーダーは機材として不安なくらいに軽い。
さて、独りでの音処理の作業だが、まずレコーディング時には
人員不足のこともあり僕自身が入力ミキサーとレコーダーの
スイッチを扱うために時間短縮もありNGテイクを消さないまま上から被せたり
別トラックに入れ直すこともあったために、それら余計な音の削除から始まる。
その後に何度も聴き直し、やはり欲しいと思う部分には新しく音を入れることもある。
この作業がオーバーダビングである。
この段階でボーカルのトラックに入っているのは仮の唄である。
いよいよボーカル録音である。もちろん鯖江市での一発録音もある。
今回はボーカル録りの時期を考えて12月のそれぞれの単発のライブの後に
1日休みを入れて録音をした。それも夕方の3時間だけに限りである。
無理に唄うことなく自然に出る音だけを素直なイコライジングで録音した。
喉が開いた状態を考えての録りである。
イイ唄が録れたと思っている。
音が全て録り終えたら次はミックスダウンになる。
今回は二人のギターの音だけでのアルバムと決めている。
曲によっては僕がエレキギターでベースラインを
弾いているモノもあるがシンプルな音ほど難しくなる。
このミックスダウンの作業で今回違っていたのは、
通常マルチレコーダーからミキサーでミックスした音をステレオの
レコーダーにダウンするのが普通のやり方である。
今回はミキサーからのステレオ音を、またマルチレコーダーの空いている2トラックに返したことである。
ステレオレコーダーを経由して0ピークレベルも確認しながらマルチに返すのである。
この時点でコンプ、リミッターを使用しての通常のトラックダウンである。
何故この方法を選んだかは簡単である。
通常のミックス作業の際、何度もやり直しを繰り返すたびに
ステレオレコーダー内のディスクを傷めないためだ。
マルチレコーダーのハードディスクは強い。
何度でも、気に入るまで挑戦できる。
また、この方法の利点はミックスダウンを済ませた音をステレオレコーダーに移す際に
マスタリングも兼ねられる点である。
僕はコンプレッサーを使い始めた頃の失敗の経験から近頃はあまり音圧を上げないようにしている。
大きな音で聴きたければ買ってくれた方達がボリュームをあげればイイだけの事だ。
またこれも経験からだがコンプレッサーの使い過ぎは音をつぶしてしまう。
初めの頃は嬉しくてバンバン深く使ってしまった。反省である。
さて、こうして出来上がった音を包むジャケットは九州の先輩である「高井陸雄」氏にお願いした。
僕自身が毎年、正月に届けられる先輩の年賀状のファンでもある。
長男、真紀人も毎回楽しみにしている。
今回はその年賀状のイラスト製作の時期に僕が無理を言ってしまった。
世の中は便利になったなぁ、パソコンのメールでイラストを頂き、確認等の作業もパソコンである。
~ん、僕もデジタルおやじになったかな。
違うな、デジタルでアナログ録音だもの。
【 録音、ミックスダウン 】
11月の旅の途中に福井県鯖江市の空き店舗で愛知県刈谷市の
ブルースギターリスト出口敬博君と録音を行った。
その模様はCDのジャケットの中にセルフライナーノーツとして書いているが、
ここでは録った音の処理。
いわゆる手直し作業とミキシングについて書こうと思う。
11月下旬に旅から帰り、車に積んでいた録音機材を仕事部屋の
所定の位置に戻す。
アナログ時代の機材と違い重量は軽いのが助かる。
以前のアナログ、16トラックマルチテープレコーダー等は一人での積み降ろしは
可能ではあるが、重たすぎて不安でもあった。
それに比べて今の機材は軽い。現在、福井県の今尾さんから借りて使っている24トラックのデジタルレコーダーは機材として不安なくらいに軽い。
さて、独りでの音処理の作業だが、まずレコーディング時には
人員不足のこともあり僕自身が入力ミキサーとレコーダーの
スイッチを扱うために時間短縮もありNGテイクを消さないまま上から被せたり
別トラックに入れ直すこともあったために、それら余計な音の削除から始まる。
その後に何度も聴き直し、やはり欲しいと思う部分には新しく音を入れることもある。
この作業がオーバーダビングである。
この段階でボーカルのトラックに入っているのは仮の唄である。
いよいよボーカル録音である。もちろん鯖江市での一発録音もある。
今回はボーカル録りの時期を考えて12月のそれぞれの単発のライブの後に
1日休みを入れて録音をした。それも夕方の3時間だけに限りである。
無理に唄うことなく自然に出る音だけを素直なイコライジングで録音した。
喉が開いた状態を考えての録りである。
イイ唄が録れたと思っている。
音が全て録り終えたら次はミックスダウンになる。
今回は二人のギターの音だけでのアルバムと決めている。
曲によっては僕がエレキギターでベースラインを
弾いているモノもあるがシンプルな音ほど難しくなる。
このミックスダウンの作業で今回違っていたのは、
通常マルチレコーダーからミキサーでミックスした音をステレオの
レコーダーにダウンするのが普通のやり方である。
今回はミキサーからのステレオ音を、またマルチレコーダーの空いている2トラックに返したことである。
ステレオレコーダーを経由して0ピークレベルも確認しながらマルチに返すのである。
この時点でコンプ、リミッターを使用しての通常のトラックダウンである。
何故この方法を選んだかは簡単である。
通常のミックス作業の際、何度もやり直しを繰り返すたびに
ステレオレコーダー内のディスクを傷めないためだ。
マルチレコーダーのハードディスクは強い。
何度でも、気に入るまで挑戦できる。
また、この方法の利点はミックスダウンを済ませた音をステレオレコーダーに移す際に
マスタリングも兼ねられる点である。
僕はコンプレッサーを使い始めた頃の失敗の経験から近頃はあまり音圧を上げないようにしている。
大きな音で聴きたければ買ってくれた方達がボリュームをあげればイイだけの事だ。
またこれも経験からだがコンプレッサーの使い過ぎは音をつぶしてしまう。
初めの頃は嬉しくてバンバン深く使ってしまった。反省である。
さて、こうして出来上がった音を包むジャケットは九州の先輩である「高井陸雄」氏にお願いした。
僕自身が毎年、正月に届けられる先輩の年賀状のファンでもある。
長男、真紀人も毎回楽しみにしている。
今回はその年賀状のイラスト製作の時期に僕が無理を言ってしまった。
世の中は便利になったなぁ、パソコンのメールでイラストを頂き、確認等の作業もパソコンである。
~ん、僕もデジタルおやじになったかな。
違うな、デジタルでアナログ録音だもの。
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